英国の貴族文化を引き継いだ「afternoon tea」をご存じでしょうか?
日本語に訳すと「午後の紅茶」となりますが,英国の「afternoon tea」は軽食と紅茶を楽しむこと以上に,家族や友人と優雅なひと時を過ごすことを目的にしています.
Malaysiaは旧英国植民地という歴史を持ち,日常生活で話す英語以外にも様々な英国の文化影響を現代にも残しています.
日本からの旅行者だけではなく,Malaysia現地在住の日本人にも「afternoon tea」は人気です!
Malaysiaの首都Kuala Lumpurにあるホテルでは本格的な「afternoon tea」のserviceを提供しているところがあり,優雅な空間の中で紅茶と軽食を楽しむことができます.
この記事は,次のような方にお役に立てるように書いています.
こんな方におすすめ
- Malaysia在住の方で英国文化に触れたい方
- 日本からMalaysiaに旅行を予定している方
私はMalaysiaで駐在員をしています.
本記事では私がKuala Lumpurにあるホテル「Grant Hyatt Hotel」にある「Thirty8」での体験記を紹介します.
この記事では,次のことを中心にまとめました.
本記事のポイント
- 「Afternoon tea」は紅茶や軽食を楽しむだけでなく社交の場となる英国文化
- Malaysiaは旧英国植民地の影響で「午後の紅茶」を楽しむ習慣がある
- 5つ星ホテルで楽しみたい貴重な午後のひととき!
日本の「お茶会」を高級ホテルのラウンジやレストランで行いますが,決して堅苦しい雰囲気ではなく,軽食と紅茶を楽しみながら友だちと話に花を咲かせることができます.
「Afternoon tea」では東南Asiaで英国時代の文化に触れることができ,社交を経験することができます.Malaysia旅行でお時間がある際はぜひお試しください!
アフタヌーン・ティーとは?
「Afternoon tea」は,1800年代に英国において始まったお茶会です.軽食と紅茶を提供して,社交の場として発展しました.
スコーンやサンドイッチと共に紅茶を楽しむ方式や,洋菓子を提供する方式などレストランごとに「afternoon」の内容は異なりますので,休日ごとにレストランを変えて違う食事を楽しむMalaysiaの友人もいます.
Malaysiaに残る英国の「午後の紅茶」文化
Malaysiaは旧英国植民地とあり,英国の文化が現代にも受け継がれています.
Malaysiaには英国植民地時代の名残として,英語が文化に与えた影響は大きいですが,社交文化には「afternoon tea」があります.
社交の場として現代にも引き継がれており,Malaysiaにあるホテルに設置されたレストランでは「afternoon」を提供しています.
広々として贅沢な内装がほどこされた空間で至福の紅茶と軽食を楽しみながら,友人たちとおしゃべりをします.
Kuala Lumpurでおすすめのアフタヌーン・ティー
Kuala Lumpurには数多くのホテルがあり,それぞれのホテルで「afternoon tea」を提供しています.
Kuala Lumpurで有名な「afternoon tea」のレストランの一例は次になります.
- Thirty8, Grand Hyatt
- Altitude, Banyan Tree
- The Orchid Conservatory, The Majestic Hotel
宿泊客でなくても「afternoon tea」を楽しむことができますが,ほとんどの場合で事前の予約が必要になります.
私も行きたかった「afternoon tea」があったのですが,行きたかった日がMalaysia祝日に重なっていたためすでに一ヶ月先から予約で一杯でした.
アフタヌーンティーに行く時のドレス・コード
社交の場である「afternoon tea」に行くときは場の品を落とさないように服装は「smart casual」を求めらます.
「Smart casualってなに?」という方は,次のような服装をしておくと無難です.
- 男性ならばジャケット・スタイル
- 女性ならばワンピース
Thirty8の都市風アフタヌーン・ティー
KLCCにある5つ星ホテル「Grant Hyatt」38階にあるレストラン「Thirty8」で「afternoon tea」を楽しんできました.
摩天楼Grant Hyatt Hotel
「Grant Hyatt Hotel」はKLCC近くにあり,電車から徒歩で行くこともできます.KLCC駅から地下街を通り抜けて徒歩15分ほどです.
私は車で行き「Grand Hyatt」の地下駐車場に駐車しました.
ロビーからエレベータで39階まで登ります.
エレベータが目的階に到着してフロアにでると空中に浮かんだような,一面ガラス張りの吹き抜けの空間が広がります.
見下ろすと,すぐそこにKLCC公園があります.
「KL Tower」も窓からみることができます.39階までは無料で行くことができるので,観光がてら立ち寄るのもいいかもしれません.
階全体が環状に建築されていて,ガラス越しにKLCCの風景をみながら階を一周散歩することができます.
Thirty8の店内
レストラン「Thirty8」は38階にあるのですが,一度39階までエレベータで昇って階段で降りて行きます.
案内された席は窓の近くでした.家族連れ用の大テーブルもあり,私が訪れたときは8人のグルーブもいました.
小さいお子さんを連れた若い夫婦のお客さんが多かったです.
「Thirty8」は昼のランチだけでなく,夜のディナーも営業しています.
夜はもっと大人びた空間になりますので,ディナーは別の機会にまた利用してみたいです.
厨房ではたくさんの調理人の方が忙しそうに料理を作っていました.
Thirty8の価格
私が訪れたときは一人「RM 163(日本円 5,000円)+ 10% survice charge」の料金でした.
最新menuと料金は公式siteでご確認ください.
Thirty8のメニュー
「Thirty8」の「afternoon」では紅茶とデザートの前に軽食が提供されます.
開始時刻が13:00でしたのでお昼ごはんは食べずに,「Thirty8」の軽食を食べました.
提供された食事の量を考えても,お昼ごはんは食べずに行った方が良いです.
西洋料理,中華料理,Malay料理が融合したような食事が出されます.
一品の量は多くないので,様々なお皿を残すことなく楽しむことができました.
MalaysiaはIslamの国なので食材には豚肉・お酒が含まれていません.
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しかし,別途,ワインなどのお酒をグラスで飲むことはできます.
そしてお目当てのデザートのタワーが次の写真です!
摩天楼を背景にして贅沢な洋菓子を楽しむことができて,思い出に残る一場面になりました.
美味の余韻に浸りながら紅茶を楽しみました.
Malaysiaに旅行される方には旧英国植民地の文化を感じられて,しかもKuala Lumpurの景色を展望できる「Thirty8」はおすすめです.
値段は決して安くはありませんが,本場の英国や日本で同じ体験をしようと思うともっと高額になることを考えると,試す価値は充分にあるように思います.
店舗情報
お店の名前 THIRTY8 Restaurant, Bar & Lounge
住所 Grand Hyatt Kuala Lumpur, 12, Jalan Pinang, Kuala Lumpur, 50450 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
営業時間 7:00-23:00
電話番号 +60 3-2203 9188
公式site Thirty8, Grand Hyatt
「Thirty8」の予約は上記公式siteから行うことができます.祝祭日は特に混みますので早めの予約をおすすめします.
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