Malaysiaの首都Kuala Lumpurで美味しい魚介料理を食べたくないですか?水槽から生きた魚介を選んで,テーブルで蒸し焼きにできるお店があります.
本記事では「蒸時代(Steam Era Seafood Restoran)」をご紹介します.
この記事は,次のような方にお役に立てるように書いています.
こんな方におすすめ
- Malaysia旅行でKuala Lumpurに滞在される方
- Malaysia在住で美味しい海鮮料理を食べたい方
- 友人・同僚とワイワイとお酒と食事を楽しみたい方
私はMalayasiaで駐在員をしていますが,日本から出張者がMalaysiaに来たときはよく「蒸時代」に出張者を連れて行きます.みんな喜んでくれます.
Kuala Lumpurの中心地Bukit Bintangからも歩いていける距離にあるので,旅行でMalaysiaを訪れる方にもおすすめしています.
この記事の内容は次になります.
本記事のポイント
- ビールを飲みながら健康的な蒸料理が食べられる
- 魚介エキスから作る「おじや」がおすすめ
- 水槽から生きた新鮮な魚介類を選べる
魚介料理だけでなく,蒸し餃子や豚肉の蒸料理を食べることができます.
5人くらいの円卓があるので友達と訪れたり,家族で訪れてもゆっくりと料理を楽しめます!
Malyasia駐在員がよく出張者を連れて行く火鍋屋
私がMalaysiaに赴任して初めて連れて行ってもらった思い出のお店「Steam Era Seafood Restaurant(蒸时代海鲜蒸汽火锅,蒸時代海鮮蒸気火鍋)」を紹介します.
お店の住所はKuala Lumpur中心地Kuala Lumpurの中でも,多くの旅行客が滞在するBukit Bintang近くです.
詳しい住所は記事の最後に記載しました.
高級ショッピング・モール「Pavillion」「Lot10」から徒歩5分ほどです.
Jalan Imbi(Imbi通り)沿いにあるのですが,一方通行の大通りは車とバイクがひっきりなしに走っているので通りを渡るときは要注意です.
お店の看板は大きく黄色い文字で「蒸時代」と書かれています.
お店の周辺はPuduという地域で,Malaysiaの中でも独特の雰囲気を持った地域です.
一画には美味しい肉骨茶のお店がある一方で,外国人労働者がたくさんいるため夜歩きには向きません.
蒸気が充満する「蒸す」火鍋
レストラン「蒸時代」に入店すると店中が蒸気が充満しています.
MalaysiaではSteamboat(火鍋)屋が多いですが,レストラン「蒸時代」では日本式の鍋料理ではなく,蒸料理が中心です.
円卓のテーブルの真ん中に蒸料理器が置いてあり,注文した食材を目の前で蒸してくれます.
蒸時代のMenu
Menuは公式サイトからご確認いただけます.
水槽から自分で選ぶ海鮮
お店に入り注文をすると,店員の方に「食材は自分で目で見て選べます」とお店のテラスに案内されます.
テラスは海水魚ショップのように所狭しと水槽が並べられており,水槽の中には海鮮と重さあたりの値段が書かれた張り紙があります.
中国大陸のレストランではたまに見る,生簀に入った海鮮をみて選んで料理に使ってもらう方式です.
日本から旅行や出張でMalaysiaに来た方が生簀に入った海鮮を見ると新鮮な驚きの声をあげます.
重さあたりの値段が時価に応じて記載されているので,人数に応じて必要な量を注文します.
注意ポイント
あくまで「重さあたり」の値段であり,「魚1匹」の値段ではないのでお気をつけください.
100gあたりの値段でも1匹500g以上すると,結構な値段になるので店員の方に魚介類のだいたいの重さも確認するようにすると良いでしょう.
例えばエビは100gあたりRM 40なので,エビ1尾400gで合計RM 160(日本円 4,400円)となります……
タレは自分の好みで調合
生簀で選んだ海鮮や餃子などの料理が運ばれると,円卓中央の蒸し器に食材が入れて調理が始まります.
蒸す調理法なので,一品ずつ料理されて10分ほど時間がかかります.
蒸し器で海鮮が蒸されて火が回るまでの間に,タレを作りに行きます.
店内の中にタレを作るための調味料が並べられていて,自分の好みに合わせてタレを調合することができます.
初めは醤油,ネギ,ごま油を混ぜた基本的な味付けがおすすめです.
蒸し器でなんでもヘルシーに食べられます
注文をした海鮮はお皿に乗った状態で運ばれてきます.
店員の方が中央にある蒸し器に乗せてくれて,蒸し焼きによる調理が始まります.
蒸初めて食べ頃になると,店員の方が蒸し器の蓋を取り小皿に取り分けてくれます.
エビは蒸したことで,綺麗な朱色に染まり殻をとって食べると見事な甘みがありました.
貝はプリッとした食感で中まで火が通っており,蒸したことにより貝の味がしっかりとします.
魚介の他にも野菜や餃子がメニューにあります.
野菜は蒸すのに少し時間がかかりましたが,蒸し器の蓋を開けると鮮やかな緑色や黄色が輝いていて,タレにつけて食べると野菜本来の味だけですがとても美味しいです.
餃子も蒸し器で焼くことで,しっかりとした蒸し餃子になります.油で焼いていないため,健康に気を遣っている方にもおすすめです.
肉団子は質素な味付けでしたが,むしろカロリーが低くて食べやすかったです.
味付けは淡白ですが蒸気漂う熱々の料理は辛めのタレと絡み合い,ビールとよく合います.
最後まで美味しく食べたい!魚介エキスが濃縮した雑炊
レストラン「蒸時代」がただの火鍋屋と一線を画している点は「シメの雑炊」です.
運ばれる料理のお皿には全て穴が空いていいて,しかも蒸し器の底にも穴があります.
穴は蒸し器で造られた蒸気を使って料理を加熱するだけでなく,蒸されて出てきた海鮮料理のエキスを鍋の底に落とす工夫があります.
最初には料理を頼むときに,店員の方に「雑炊」をいつもおすすめされます.
普通の鍋料理だと雑炊となるお米は「最後」に鍋に入れられますが,レストラン「蒸時代」では「最初」に鍋底にお米が入れられます.
なぜかというと,蒸調理をしている過程で溢れ出てきた海鮮のエキスを鍋底の雑炊にかけて濃厚な海鮮雑炊を作るためです.
いろんな海鮮の蒸し料理を楽しんだ後,シメの時になると店員の方が蒸し器の底を外していい感じに味が染み込んだ雑炊が登場します.
海鮮エキスが染み込んだ雑炊は,これだけを食べるためにもレストランに訪れる価値があるくらい美味しいです.
まとめ:Malaysiaに来たら海鮮の蒸し料理はお試しの価値あり
レストラン「蒸時代 Steam Era Seafood Restaurant」はMalaysia首都Kuala Lumpurの中心地にあり旅行で訪れやすい場所にあるだけでなく,日本では体験しずらい海鮮の蒸し焼き料理を賞味することができます.
白魚,エビ,貝など生簀で選んだ魚介を目の前の蒸し焼き器で蒸して食べると,海鮮の自然な味が凝縮されてなんとも言えない味わいとなります.
ただし海鮮は少し値段が張るので,水槽で海鮮を選ぶときは重さも確認して注文してみてください.
海鮮の蒸し料理はどれもおすすめですが,忘れてはいけないのはシメの雑炊です.蒸した魚介のエキスが溶け込んだ雑炊は絶品です.
必ずしもMalaysia料理とは言えませんが,レストラン「蒸時代」の料理はMalaysiaでしか食べられないものの一つなのでMalayasiaにお越しの際はぜひご賞味ください.
蒸時代 Steam Era Seafood店舗情報
お店の名前 Steam Era Seafood Restaurant 蒸时代海鲜蒸汽火锅-Jalan Imbi
住所 145, Jalan Imbi, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, Malaysia
営業時間 12:00-24:00
電話番号 +60 17-323 4561
公式site http://www.steamera.com.my
公式Facebook https://www.facebook.com/steamerahq/
ここまでお読みいただきありがとうございます.
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