Malaysiaの首都Kuala Lumpurには,観光名所のChinatown(唐人街)があります.
China Townは賑やかで,Malaysiaの華僑文化を今に伝える独特の街並みですが,初めて訪れる方はどこのレストランに入っていいか迷われます.
本記事では,China Townのグルメでおすすめのレストラン「Chocha Foodstore」をご紹介します.
こんな方におすすめ
- Malaysia在住の方
- Malaysiaに旅行される方
私はMalaysiaで駐在員をしています.普段は食べ歩きをしたり,仕事の関係で街中のレストランで食事する機会も多いです.
China Townはよく遊びに行くグルメの街の一つですが,「Chocha Foodstore」はChina Townでも指折りに美味しかったです.
この記事では,「Chocha Foodstore」を実際に訪問したレポートをお届けします.
本記事のポイント
- 建築家の夫婦が古いホテルを改築してできたレストラン
- Malaysia地産の食材を活かした創作料理
- 時代を超えた空間で中国茶を楽しめる
Malaysiaの古き良き時代の雰囲気を活かした店内のインテリアはセンスが良く,料理の味も群を抜いています.ぜひ一度訪れてみてください!
Chinatownにあるおすすめ創作料理レストラン
Malaysiaの首都Kuala Lumpur中心地にChinatownと呼ばれる中華街(唐人街)があります.
正式名称は「Petaling Street(茨廠街)」ですが,Chinatownという俗称の方が有名です.
Chinatownの場所は,2つの路線LRTとMRTの乗り換え駅「Pasar Seni」から歩いていすぐのところにあるため,観光で訪れるのに便利です.
週末ともなると周辺の道路は混雑して駐車場を探すのが大変なので,電車でChinatownを訪れた方が良いかもしれません.
本記事で紹介する「Chocha Foodstore」はChinatownの外れにあります.近くには新しい観光名所「鬼仔巷(Kwai Chai Hong)」があります.
こちらもCHECK
-
鬼仔巷(Kwai Chai Hong)| チャイナタウンの古き良き香りを感じる新観光スポット【おすすめレストラン紹介】
続きを見る
古いホテルを改装した時代を超えた空間
レストラン「Chocha Foodstore」は古いホテルを建築家の夫婦が改装してできています.
お店の住所を確かめながら歩いてきて,いざ建物の前に立つと「本当にここでいいの?」というぐらい外観が古くて,レストランという感じがしません.
建物にはかつてのホテル名「馬联旅社(Mah Lian Hotel)」の看板が残されています.
店内の色付けは質素でありながら統一感があります.植物の緑が強調されている一方で,補色として穏やかなコンクリートの灰色が心を和ませてくれます.
古びているけれども,朽ちた感じがしません.改装するときに手を加えすぎずに程よく古さを残すセンスが感じられます.
日本の食文化に影響を受けたシェフ
Chocha Foodstoreの主シェフを務める Mui Kai Quanさんは,インタビューの中で15歳の頃からウェイターをしていたと回想しています.
Mui Kai Quanさんにとって食事を楽しむ旅行として日本は印象的だそうです.
寿司,ラーメン,立ち食いのうどん,懐石料理などどれをとっても刺激に溢れていると.
お茶を楽しむレストラン
店名「Chocha Foodstore」の「Chocha」は,飲茶において座ってお茶を一服する所作からきているそうです.
→FOOD FOR THOUGHT : MODERN MALAYSIANA AT CHOCHA FOODSTORE
お店の名前「Chōchǎ」が中国語のどの単語からきているのか調べたのですが分かりませんでした.少なくとも普通語のピンインではありません.
「Chocha」は中国語の方言からきているのだろうと推測します.
予約必須の人気店
私が初めて「Chocha Foodstore」を夕食に訪れた時は予約していませんでした.
お店に入ると店中お客さんで賑わっていて,座る席がひとつもありませんでした.
店内には長テーブルの席もあるのですが,どれも予約で一杯でした.お客さんは地元の人だけでなく,欧米の方も多かったです.
予約なしに訪れた時は,階段下の狭くて薄暗いテーブルしか空いていなかったことが記憶に残っています.
友人・同僚と訪れる時は事前に予約をしておいた方が良いです,特に金曜日・週末のディナーは.
お店の予約は公式サイトで簡単にできます.
\ 訪問の予定が決まったらお早めに! /
創作料理の紹介
平日お昼の時間帯に訪れた時のレポートを書きます.
お昼の開店時刻12:00と同時に滑り込むことができて,先客は一組だけでした.
お店の外と中の連続性が分断されていて面白い経験でした.
お店の外は古い旅館の看板を残して外壁も古いままにしてあるのに,一歩建物の中に入ると,おしゃれな雰囲気となっています.
外壁と内壁の色は統一されているのですが,建物の内側は親密さに満ち溢れています.古いホテルの面影を残しつつも,レストランとカフェとしての佇まいが同居しています.
お昼ごはんの前菜として「Grilled Zucchini (ズッキーニのグリル)」RM 26(日本円 760円)をいただきました.
お酢の酸味が強すぎず,弱すぎずに香り,オリーブ油をまとったズッキーニに美味しい衣を着せているようでした.
2品目は「Prawn noodle(エビとひき肉のスバゲッティー)」RM 38(日本円 1,150円).
Malaysiaの物価を考えると高いと思わざるを得ないですが,一口食べるとそんなこと関係なく上質な海老の香りに満足しました.
地上2階はバー
レストラン「Chocha Foodstore」の地上2階はバー「Botakliquor」となっています.
私はまだバーを利用したことはないのですが,「Chocha Foodstore」で食事をした後にバーでのんびりと東南アジアの夜を過ごしてみたいなと思いまs.
まとめ:チャイナタウンのおすすめ創作料理レストラン
Malaysia首都Kuala Lumpurの中心地Petaling Street,通称Chinatownにあるおすすめ創作レストラン「Chocha Foodstrore」をご紹介しました.
古いホテルを改装してできたレストランで,古き時代の香りを活かしながらも現代的な内装で心地よい空間が演出されています.
Malaysia現地の人だけでなく,日本人,欧米のお客さんからも支持された創作料理です.
料理だけでなく,中国茶・お酒も楽しむことができますので,古き良き時代の香りを感じながら開放的な中庭で特別な時間を過ごしてみてください.
ここまで本記事をお読みいただきありがとうございます.
こちらもCHECK
-
【現地駐在員が厳選】マレーシアのおすすめラーメン店 ランキング・ベスト7 | クアラランプール周辺
続きを見る
こちらもCHECK
-
鬼仔巷(Kwai Chai Hong)| チャイナタウンの古き良き香りを感じる新観光スポット【おすすめレストラン紹介】
続きを見る
こちらもCHECK
-
【マレーシア夜遊び】Bobo KLでジャズの生演奏を楽しむ!ロマンチックな夜におすすめ
続きを見る