Bangsarの中でも,とりわけ静かな住宅地の中に,思い掛けず会われる小さな広場.
心地よいrestaurantがひしめき合うように並んでいます.
旅行者は訪れない,地元の人同士の穏やかな時間が流れる本格India料理屋『The Ganga Café』をご紹介します.
風抜けるBangsarの住宅地
Bangsarは,高級住宅街の代名詞のような場所です.
「Bangsar bubble」という知的かつ豊かな暮らしを指す言葉です.文脈によっては,豊かな人たちを揶揄する言葉として使われます.
The Ganga Caféのお店前
Bangsarの繁華街といえば,Bangsar Villageのある一画です.
しかし,今回紹介するIndia料理屋『The Ganga Café』は,住宅街の真ん中にあり,知らないとたどり着けません.
住宅街の中にある,小さな通りがrestaurant街になっています.
木々が通り沿い一列に植えられています.
Malaysiaの暑い日光を遮るには葉っぱが少ないですが,風が吹くたびに静かに枝が揺れます.
心地よい風の吹き抜ける店内
店内は文字通り吹き抜けになっており,天井に扇風機が取り付けられているだけです.
壁には空調機が取り付けられていますが,飾り付けのようです.Bangsarを吹き抜ける風が気持ちよく,
店内を通り過ぎていきます.
創業者の夫婦愛
壁一面に,雑誌のinterview記事,ownerの写真が所狭しと飾られています.
お店経営者のMeetaさんとPrabodhさん夫妻のinterview動画もお時間ある時にご覧ください.
お二人の”人情味”と”夫婦愛”が短い時間からも伝わってきてます.
料理への愛とともに,Malaysiaの文化の多様性についても語られています.
夫婦が菜食主義(vegetarian)であることから,お店も野菜中心のmenuになっています.
しかし,息子さんは菜食主義ではないそうです.
Malaysia1世の旦那様とIndia(Mumbai)出身の奥様がお見合い結婚した経緯や,家庭での食文化の多様性など,
Malaysiaの多民族世を理解する上でも参考になります.
家庭料理を提供するお店として始まりましたが,開店当初は手際が悪くお店の営業に四苦八苦したそうです.
The Ganga Caféのmenu
Review
Chana Bhatura
ふっくりと膨らんだパンが特徴の「Chana Bhatura RM12」(日本円 約300円)です.
ひよこ豆のカレー,玉ねぎ,ヨーグルトが添えられています.
朝ごはんに,ぴったりです.
Vegetahble Platter
「Vegetahble Platter RM 26」(日本円 約710円)は,タンドリー風味で焼かれた野菜がたくさんお皿に並んでいます.
丁寧に一つ一つの野菜が味付けされていて,こんがりと表面が焼かれていました.野菜本来の美味しさと香辛料があわさっておいしかったです.
- カリフラワー
- じゃがいも
- トマト
- マッシュルーム,など
Paneer tikka masalaとPlain Naan
次の写真は,「Paneer tikka masala RM20」(日本円 約500円)とPlain Naan RM5(日本円 約125円)です.
お昼ご飯としては,カレーとナンを注文されることをおすすめします.
感想:静かな住宅街Bangsarで健康的なカレーを食べたい方におすすめ
料理は美味しいですし,健康的です.料理が出てくるのも早いです.
店員さんのserviceは注文の取り方も丁寧で,優しく話しかけてくれます.
値段は割安感はありませんが,お値段以上の体験ができます.
店舗情報
The Ganga Café @ Bangsar
住所 19, Lorong Kurau, Bangsar, 59100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
電話番号 +60322842119
公式Facebook https://www.facebook.com/thegangacafe/