Mont Kiaraの近くにある,超人気bakery店『Kenny Hills Bakers』をご紹介します.
水準の高いケーキ,パイが購入できる貴重なお店です.店内もcountry調の落ち着いた雰囲気で,恋人,家族,友だちと訪れたいお店です.
この記事は,次のような方にお役に立てるように書いています.
こんな方におすすめ
- Malaysia,Kuala Lumpur近郊在住の方
- 美味しいケーキ,パイ,軽食を食べたい方
- デート,休日ブランチで自然の中でのんびり過ごしたい方
Kenny Hills Bakersの店舗
『Kenny Hills Bakers』はMalaysia人の間で大人気のcafeです.
Kuala Lumpur内に5支店があります.
- Bukit Tunku
- Bangsar
- Ampang
- Desa Park City
- TTDI
本記事では,Bukit Tunku店をご紹介します.
Bangsar店とTTDI店は店の前だけは通り過ぎたことがありますが,こじんまりとした雰囲気です.
店内の雰囲気だけでなくお店周辺の自然を楽しむのであれば,少し遠出になっても,5つの支店の中ではBukit Tunku店をおすすめします.
『Kenny Hills Bakers Bukit Tunku店』の外観
Kenny Hills Bakersは2014年に創業しました.
創業の地はBukit Tunkuですが,現在のBukit Tunku店とは別の場所にある小さなお店として地元の人に愛されるパン屋として始まりました.
Kenny Hills
Bukit Tunkuは別名Kenny Hillsと呼ばれています.
この記事で紹介している『Kenny Hills Bakers』は,文字通り,創業地Bukit Tunkuにあるパン屋さん.
Kenny Hillsは,Kuala Lumpur中心からは北西に6kmほどの場所にあります.
Kuala Lumpurの中心からは少し離れた落ち着いた住宅地になっています.
KLから離れた静かな住宅地
第二次世界大戦が終了したのちにKenny Hillsは,あえて都会から離れた静かな住宅地として開発が進ました.
1960年代頃からは政治家,医者,官僚など社会的地位が高い人たちが住むようになります.
Kenny Hillsの現在の正式な地名Bukit Tunku.
”Malaysia独立の父”と呼ばれる,Malaya連邦初代首相にして,その後のMalaysia建国の際の初代首相になったTunku Abdul Rahman氏が,かつて1975年から1990年までの15年間をKenny Hillsに住宅を構えていました.
初代首相の偉業を称えて,住宅のあった一帯Kenny Hillsは名称がBukit Tunkuとなりました.
TunkuもしくはTengkuは,王様,貴族という意味です.ご指摘いただいた読者の方,ありがとうございます.
Malaysia独立の歴史に興味を持たれた方はぜひ独立記念日について書いた次の記事をご覧ください.
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参考マラヤ連邦独立記念日(Hari Merdeka)2020年の現地レポート!Masjid Jamek周辺観光地も紹介
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Kenny Hills Bakers Bukit Tunku店』の店内
休日ともなるとお店の外まで行列が続くことになる人気店です.
私が訪れたのはRamadan(断食月)の日中だったためにお客さんは少なかったです.
田舎風の欧米家具が飾られていて,まるで北欧に建つパン屋さんのような雰囲気があります.
2階建てで空間が広々として感じます.日光が建物全体に差し込み,白い壁に反射しているためパン屋全体が明るいです.
Displaycaseには,美味しそうなcakeやtartが並んでいます.
Malaysiaでは美味しいcake屋が見つからなくて苦労しています.
Cake屋はあることはあるのですが,人工甘味料を使っているであろう派手な色つけのcakeばかりが並べられています.
自家製のパンが並びます.Malaysiaはあまり美味しいパン屋が見つからないので,またパンをKenny Hills Bakersに買いに来ようとします.
田舎パンが特に美味しそうでした.
Quishやcroissantなども手作りで,水準が高いです.並べ方,飾り方もsenseが良いと感じます.
Cookieの盛り合わせは,お子さんのおやつに良さそうです.
Ramadan期間中の訪問だったため,店内にはHari Rayaの贈り物Raya Hamperがありました.
Kenny Hills Bakersのmenu
公式のmenuは次のlinkからご確認いただけます.
Breakfast,Lunch,Dinnerのmenuがあります.
Review
MCOのために店内飲食ができないので,お持ち帰りでcakeを買って帰りました.
美味しそうだなと思った”peach strudel” RM 18(日本円 約480円)を購入しました.
Strudelはハンガリー,ドイツのお菓子です.果物や木の実をパイ生地で巻いて焼いたお菓子です.
MCOの規制があるため,店内はもちろんterrace席でも食べることができません.
紙袋に入れてもらいお持ち帰りをしました.
おやつの時間に,coffeeを自分で淹れて,買ってきたpeach strudelをいただきました.
パイ生地が何層にも重ねられていて,噛み締めたときにサクッという確かな食感があります.
桃が甘酸っぱくて,シュークリームの甘味とちょうど調和しています.
しっとりとしたクリームが桃とパイ生地の間でちょうど良い結び付けをしています.
絶対に再訪したいと思います!次はお昼ご飯も食べたいな.
The Stories of Taman Tunkuを散策
『Kenny Hills Bakers』は,住宅兼商業施設『The Stories of Taman Tunku』の中にあります.
白を基調とした低めの建物が半円形に並んだresortのような場所です.
敷地内の駐車場は,Kenny Hills Bakers目当てのお客さんの車でいつも混んでいます.
Taman Tunkuの散策
地上階に商業施設,地上2階以上が住宅地になっています.
『The Stories of Taman Tunku』は開業してしばらく時間は経ちますが,武漢肺炎による行動制限の影響もあり,まだtenantが入っていない空き地が目立ちます.
商業施設全体は自然と調和していて良い雰囲気を持っています.
MCOが終わり,お店がさらに新規開業すれば,いまよりも人が押しかける人気の商業施設になること間違いなしです.
おしゃれなsupermarket『Qra』
Supermarket『Qra』があります.
パステル色の壁紙と対照的に,色鮮やかな果物・野菜が綺麗に並べられています.
穀物・木の実の計り売りをしていたり,日本食も置いています.
supermarketの中をぶらぶら歩いているだけでも楽しいです.
敷地内の公園
『The Stories of Taman Tunku』の「Taman」とはMalay語で公園という意味.
敷地内には整えられた芝生があり,さらに大きな樹木も植えられています.
むしろ,もともとあった自然を保存するように,商業施設が自然の中に間借りしているといった方が正確かもしれません.
Taman Tunkuの住宅
地上2階にある住宅部分はbalconyが大きく,休日はのんびり読書したり,家族とBBQをできるだろうなと羨ましく想像します.
店舗情報
お店の名前 Kenny Hills Bakers, Bukit Tunku
住所 Lot B-2, Taman Tunku, Off, Jln Langgak Tunku, Bukit Tunku, 50480 Kuala Lumpur
営業時間 8:00 - 20:00
電話番号 +60362064111
公式site https://www.kennyhillsbakers.com/
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