名前の響きが可愛い「ニョニャ料理」のお店『Limapulo』をご紹介します.場所は,Chow Kitの高級店が並ぶ通りの一角にあります.
お手頃な値段で,本格的なLakusaを頂くことができます.店内は骨董品が飾られていて,雰囲気も郷愁感あります.
家族や恋人と軽めのお昼ご飯におすすめです.
Limapuloの内観・外観
ご紹介する『Limapulo』は,KL市内Chow Kitにあります.
おしゃれな飲食店が並ぶChow Kitの一画
「Dang Wangi」駅から強い日差しに照らされながら散歩をしていると,open cafeが並ぶ緑が整備された通りに足を立ち入れます.
おすすめのbistro『2OX』は,同じ通りにあります.他にも高級な日本食店も並びに発見しました.
骨董品の並ぶ時代を感じる店内
『Limapulo』の店内に足を踏み入れると,時間がゆっくり流れていて,それでいて心地の良い雰囲気が伝わってきます.時代を感じさせる骨董品が店内の至る所に飾られています.
Terrace席もあります.
外で開放的な中食べることもおすすめですが,初めて訪れる際は一度は店内の雰囲気を味わってみてください.
晴渡ったお昼,競技用の自転車を壁に立てかけてお昼を楽しむ外国人の方の姿を見かけます.
並びにはSport用自転車のお店もありました.
街中では車の往来が激しく自転車に乗る事は少し危険ですが,Chow Kitの整備された一帯は車の数も少なく自然もあり自転車に乗ると気持ち良さそうです.
多民族国家の歴史を味わうNyonya料理
Malaysiaには,Malay系,華僑(Chinese),印僑(Indian)からなる多民族国家です.
お互いの文化が交わり合うことで新しい独自の文化がMalaysiaでは生まれています.
異民族の結婚から生まれたNyonyan料理
15世期前後に,中国大陸から多くの人がMalay半島に移住をしました.
人の流入とともに,Malaysia料理と中華料理が融合して生まれたのが「Nyonya料理」です.
中華系の男性(Baba)とMalay系の女性(Nyonya)が結婚して生まれたのが「Nyonya料理」です.
中華料理の食材を取り入れながら,Malay料理独自の調味料を加えた味付けが特徴です.
お店の名前『Limapulo: Baba Can Cook』は,”中華系の旦那さんも料理できるよ!”という意味だと思います.
Nyonya料理の中国語表記
「Nyonya」は中国語(普通語)では,「娘惹(Níiangrě)」と表記します.
「娘惹」は,元々の「Nyonya」の発音に真似た中国語の当て字です.
「Nyonya料理」は”娘も惹かれる”料理という事で蠱惑(こわく)的なな魅力を感じます.
Menu
『Limapulo』のlunch menuは,一品RM9.9 (日本円 250円)です.
Menuには写真がないので,自分で適宜webで料理名を調べて確認します.
おすすめは,Nyonya料理の代名詞の一つである「S9. Laksa Nyonya」です.火曜日と木曜日は提供していないのでご注意ください.
甘味と飲み物のmenuも掲載します.飲み物,Dessertともに,値段はRM3.5(日本円 90円)ほどでお手頃です.
Review
私は,「S9. Laksa Nyonya」を注文しました.
ココナッツミルク風味のカレー麺です.ライムの爽やかな香りで,味付けの印象がガラッと変わります.
味はココナッツの穏やかな味の中に,しっかりとした辛味があります.お肉は鶏肉で,野菜がたくさん種類が入っています.
量は少ないので,もう一品副菜を注文しても良いかと思います.
食後のdessertで注文したのが,「Sago Gula Melaka」(RM3.5 日本円 90円)です.
Sagoとは椰子(ヤシ)のMalay語です.Gula Melakaは,ヤシから絞って作る黒砂糖です.
ヤシを使ったパールの上に,ヤシの黒砂糖とココナッツ・シロップをかけた,ヤシ100%の東南Asiaのお菓子です.
濃厚な黒糖の甘味がココナッツ・シロップに絶妙に調和していて,すごくおすすめの一品です.
店舗情報
お店の名前 Limapulo: Baba Can Cook
住所 50, Jalan Doraisamy, Chow Kit, 50300 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
営業時間 11:00-22:00(日曜日定休日)
電話番号 +60326983268
公式site https://limapulo-baba-can-cook.business.site
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