Malaysiaに引っ越してまず驚くのは,部屋の広さです.
気分転換にもなり掃除は嫌いではないのですが,くまなく掃除するのは時間制約から難しい.そんな時,思いついたのが…
海外駐在者は,平日は一日中仕事で外出,休日はゴルフ,買い物で半日以上家にいない生活になりがちです.
日々目まぐるしい生活で,掃除する時間がないという方に読んでいただければ幸いです.
広い部屋に住むと掃除が大変!
Malaysiaで過ごす1秒1秒貴重な時間で,日本にいては体験できないことをたくさん挑戦してみたいと私は思っています.
一方で,お手伝いさんが家にいる待遇でもなく,基本的な家事は自分でしなくてはいけません.
料理は昔から好きで自分で工夫して作っています.
洗濯も休日にまとめて洗うだけなので,それほど大変でもありません.
問題は掃除です.
東京に住んでいた時は,1DKの部屋(20平米)に住んでいたので,部屋全体の掃除も30分もかかりませんでした.
現在住んでいるKuala Lumpurの部屋は80平米.東京の賃貸の部屋に比べると,面積で4倍です.
掃除時間は面積に比例すると仮定すると2時間近くかかります.
真面目にホウキで掃除をして,床拭きをした時は2時間くらいかかったことがあります.翌日は見事に筋肉痛に.
大理石の床は一見綺麗なのですが,1週間も掃除してない床を素足で歩くと足裏が黒くなります…
東京の1DKに住んでいた時は,思いもつかない悩み.
潔癖症ではないのですが,貴重な週末に2時間もかけて掃除したくない…
そんな私の頭に思い浮かんだのがrobot掃除機です.巷では,ルンバが人気です.
Malaysisaのonline販売Lazadaで探して,小米(Xiaomi)の自動掃除機を購入しました.
私がMalaysiaで購入した2018年の時の値段は,RM1,799(日本円 約45,000円)でした.今では,同じ商品がRM1,099(日本円 約28,000円)になっています.
時間はお金で買うものという意識
学生時代,私は一人暮らしを送っており,倹約を心がけていました.1ヶ月の食費が1万円に抑えることに無情の喜びを感じていました.
食事を抜くということはせずに,料理を工夫していました.
地元の八百屋のおじさんと仲良くなって,野菜をおまけしてもらいました.一方で,圧力鍋に投資して,毎日野菜soupを食べて栄養はきちんと取るようにしていました.
パンは好きだったので,ホームベーカリーも購入しました.機器購入代,材料費と電気代を計算して,外でパンを購入した場合との費用を比較して1年ほどで元が取れることがわかり購入しました.
話をKuala Lumpurの自宅の掃除に戻します.
駐在員となり多少経済的な余裕は出てきましたが,掃除のためにお手伝いさんにお願いするのは対費用効果に見合いません.
一方で,毎週2,3回も床を自分で掃除するには仕事が忙しすぎます.
そこで,思い切って購入を決めたのがrobot掃除機です.
自動掃除機を購入するにあたり,対投資費用効果を試算しました.
1. 自動掃除機を購入した場合
私の購入した自動掃除機は,小米(Xiaomi)の自動掃除機RM1,799(日本円 約45,000円)です.
日本でもルンバの人気機種で,日本円 約50,000円があります.
基本的には,毎回の掃除ではボタンを押すだけなのですが,自動掃除機の付属品の掃除に2,3分がかかります.
すると,週に2回自動掃除機で掃除をするために,週200円分の私の労働費が発生します.
2.自分で掃除した場合(掃除機購入)
自動掃除機を購入します.Dysonの軽量で小型な掃除機を購入したとすると,日本円で約36,000円かかります.
私の時給を仮に,日本円で2,000円/時とします.
掃除機を使って1時間の掃除を,週2回行ったとすると,私の労働費は週あたり4,000円です.
3.自分で掃除した場合(ホウキ購入)
初期投資を抑えるためにホウキを購入したとします.
チリトリ付きのおしゃれなホウキは,日本円で約2,000円です.
私の時給を仮に,日本円で2,000円/時として,1時間半の掃除を週2回行ったとすると,私の労働費は,週あたり6,000円です.
結論:自動掃除機の方が良い
結論としては,robot掃除機を購入した場合が一番経済的に良いと判断しました.
2の場合の掃除機を購入した場合と比較しても,自動掃除機を購入すれば3.68週(26日)で投資を回収できて経済的に有利になります.
投資金額を抑えた3の場合のホウキを購入した場合でも,自動掃除機の投資した方が8.27週(58日)で投資を回収できると分かります.
思った以上に綺麗に掃除してくれます
充電dockにいる,robot掃除機の起動buttonを押すと,スルスルッと掃除を始まります.
掃除機についている回転するホウキが器用にゴミをかき集めてくれます.
結構頼りなさそうですが,目に見えないホコリも結構効率的に吸い取ってくれます.
細い線のcode類(例えばイヤホン)が床に落ちていると,回転しているホウキが絡めとってしまい掃除機が停止します.故障はしませんが,codeの方が断線してしまう可能性があります.
私も,一度イヤホンが絡まってダメにしてしまいました.
Robot掃除機をするときはなるべく床に物を置かないのが鉄則です.
鉄則を守っていると,自然と床に物を置かない習慣が身について床が片付くという波及効果もあります.
掃除をするだけでなく,同時に雑巾掛けもしてくれます.
Robot掃除機の下部に,付属品の雑巾を取り付けられます.
雑巾を取り付ける部分も取り外し可能で,中に水を入れることができます.
掃除しながら,雑巾を湿らせてくれます.私は,いつもrobot掃除機を動かす前に自分で,雑巾を水に濡らして硬くしぼってから使います.
掃除後の床は,光が反射するくらい綺麗になっています.
雑巾掛けをしてくれているので,床についていた足跡も拭き取ってくれています.
1台で掃除と雑巾掛けをしてくれるので,なかなか侮(あなど)れません.
Robot掃除機の中に,ゴミ回収箱があり,吸い取ったゴミは全てここに集まります.
毎週2,3回,robot掃除機を使っていますが,どこにそんなホコリが貯まっているのだろうというくらい,ゴミ回収箱にホコリが吸い込まれています.
Robot掃除機の内蓋を開けるて,ゴミ回収箱を取り外した様子です.付属のチリトリで,ゴミ回収箱内や内蓋内部を掃除します.
小米(Xiaomi)の紹介pageから写真を拝借していますが,smartphoneと連携することでrobot掃除機が掃除した様子を確認することができます.
専用Application上で,毎週・毎日定時に掃除を始めるように指令を出すこともできます.
自分の部屋の地図を登録していないのに,robot掃除機が掃除しながら部屋の形を記録していきます.
部屋を掃除している様子を見ていると,同じ場所は掃除せずにくまなく掃除してくれるので感心しています.
私の部屋が80平米ほどですが,robot掃除機が掃除をするのにかかる時間は45分ほどです.
Robot掃除機が掃除している間は,外出したり,本を読んだりします.
掃除している音は,通常の手動掃除機よりは静かですが,気になる音量です.自分も自宅にいる際にrobot掃除機を使う際は,耳栓かイヤホンで音楽を聴きます.
Robot掃除機の難点
Robot掃除機で完璧に掃除できるわけではないことは理解して買ったので,私は買ってがっかりすることはありませんでした.
Robot掃除機の弱点を挙げると,
ココがダメ
- 隅っこが掃除できない
- 扉の裏を掃除できない
- 段差があるところは掃除できない
隅っこ,壁際や家具の間などは,robot掃除機が入り込んで掃除できないので,自分で掃除する必要が出てきます.
Malaysiaの部屋は,日本の家のようにあまり段差がないですので,robot掃除機が段差で進行できないところは比較的少ないです.
実際は,robot掃除機を主で使って,私は1ヶ月に一回ほどモップで20分床拭きをしています.
私の部屋だと,浴室の入り口に段差があるので,自分で浴室の床をモップ掃除しています.
Robot掃除機は完璧ではなく,少しは自分でも補助的に掃除をしなくてはいけないと納得すれば,robot掃除機はおすすめです.
1ヶ月に1回のモップ掃除を20分くらいすれば,後はrobot掃除機で大部分の掃除は終わるので,部屋はすごく綺麗に保つことができています.
まとめ
Malaysiaに引っ越すと,6,7万円の家賃でも80平米にちかい部屋を借りることができます.
自由快適な生活なのですが,意外に掃除に時間が取られることにお悩みの方も多いと思います.
Robot掃除機は私がこの3年くらいで買ってよかったものbest 5には入ります!
投資効果のことを強調して書きましたが,時間はお金では買えない貴重な価値です.
私も気分転換に掃除をすることは好きですが,掃除する時間を,もっと自分の成長にために活用ができていることが重要だと感じます.