私は2015年以来,仮想通貨に投資をしています.現在はMalaysiaに駐在員をしていますが,Malaysiaは日本に比べて仮想通貨に投資するならば税制面で大変有利です.
日本における仮想通貨取引に対する税制面に悩んでおり,海外での税制面について興味を持たれている方に本記事を書きました.
こんな方におすすめ
- 仮想通貨(暗号資産)取引に興味のある方
- Malaysiaに移住する予定のある方
私はMalaysiaで3年間駐在員をしています.Bitcoinは日本で2015年より取引を開始して,駐在後は現地で仮想通貨取引口座を開設しています.
本記事の内容は,次となります.
この記事の内容
- 日本の仮想通貨への法整備は厳しい⁈
- 海外居住者は日本の仮想通貨取引所で取引できない
- Malaysiaでの仮想通貨取引は日本に比べて断然有利
本記事を読むことで,Malaysiaにおける仮想通貨の税制が日本に比べて大幅に有利であることをご理解いただけると思います.
Malaysia在住で仮想通貨取引に興味のある方は,現地での大手取引所『Luno』での口座開設をおすすめします.
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注意
いわずもがなですが,投資は自己責任でお願いします.
日本の仮想通貨(暗号資産)に対する法整備は厳しい⁈
Malaysiaにおける仮想通貨に対する法律を見る前に,改めて日本における仮想通貨に対する法律をおさらいしておきます.
日本の仮想通貨(暗号資産)に対する法整備
日本では仮想通貨取引に対して法整備が進んではいるものの,仮想通貨に対する税制は複雑であり,他の金融商品に対して税制が不利に設定されています.
ポイント
仮想通貨取引で得た利益に対しては株式投資と同様の税制の優遇を得ることができないばかりか,仮想通貨の資産の確定申告が必要になります.
日本の仮想通貨に対する制度が厳しい,もしくは面倒だという理由で仮想通貨取引を敬遠する人もいます.
日本で仮想通貨取引が面倒な理由
日本では仮想通貨で得た利益が一定額(会社員の場合は20万円)を超えると雑所得して申告しなければなりません.
仮想通貨で得た利益は雑所得扱いでは総合課税の対象となります.給与所得などの収入に応じて課税される税率が変わってきます.
ココがダメ
- 累進課税により税率は最大55%
- 損失を翌年以降に繰り越すことができない
仮想通貨取引を頻繁に行われている方は,税理士にも利用されている仮想通貨の損益計算サービス「Cryptact(クリプタクト)」の利用をご検討してみてください,
仮想通貨取引の損益を素早く計算して,確定申告のサポートをしてくれる便利なサービスになります.
ポイント
日本では仮想通貨取引で利益を出したとしても税率が高く,逆に取引で損した場合は税制上の優遇を期待しづらいです.
海外から日本の仮想通貨取引所で取引できる?
日本の仮想資産取引所の一つに問い合わせたところ,(その会社では)日本非居住者に対しては取引を提供していないと返信がありました.
日本の非居住者になった時点で,日本国内の仮想通貨取引所での取引は制限されるようです.
日本非居住者になった時点で日本の仮想通貨の取引口座は凍結
日本のある仮想通貨取引所によると,日本非居住者となった時点で多くの日本の仮想通貨(暗号資産)取引所の口座は凍結・解約する必要がでてきます.
したがって海外で仮想通貨に投資するためには,原則として現地での仮想通貨取引所で口座を開設する必要があります.
日本非居住者が日本の仮想通貨取引所で取引できるか定めた法律は?
日本非居住者が日本国内の仮想通貨取引所で取引をできるか法律的な解釈を見つけることができませんでしたが,次のような興味深い解釈がありました.
結論から言えば、非居住者が日本の取引所を利用して、仮想通貨の売買をした場合、日本での納税は必要ありません。非居住者に対して、日本で課税できる所得については、所得税法161条、164条その他関連条文に定められていますが、日本の取引所を利用した仮想通貨の取引については、そのどれにも該当しないので、日本に課税権はない、つまり日本での納税は必要ないこととなります。
ポイント
日本非居住者に対して,取引を認めている日本国内の仮想通貨取引所があれば仮想通貨の取引に関する(日本への)納税の義務はありません.
各国での仮想通貨取引に対する税制で,海外居住者が仮想通貨取引で得た利益を「海外の税制を適用する」または「自国の税制を適用する」のか統一した基準で決まっていないません.
ゆえに,日本の仮想通貨取引所が日本非居住者に取引をさせない理由は,他国との税制面での軋轢が生じないようにしているということが実情であると推測します.
ポイント
Malaysiaに移住する前に日本の仮想通貨(暗号資産)取引所の口座は閉鎖して,日本非居住者になった後はMalaysia国内の仮想通貨取引所で取引をしたほうが良さそうです.
Malaysiaでの仮想通貨取引
Malaysiaでも徐々に市民権を得つつある仮想通貨取引について,Malaysiaで実際に仮想通貨取引ができるか解説します.
Malaysiaでは仮想通貨取引はできる?
ポイント
Malaysia国内で,仮想通貨取引は合法的に行えます.
2018年2月にMalaysiaの中央銀行であるBank Negaraは,「暗号資産に関する反マネーロンダリングおよびテロ組織資金供給対策の方針」を発表しました.
仮想通貨取引は許可制となっており,当局は取引所に対して個人の身元確認および資産調査を徹底して行うことを義務づけています.
口座開設の手続きは厳格化しているとはいえ,日本人であればMalaysiaのVisaを提出して,認められば口座開設をして数日のうちに仮想通貨取引ができます.
Malaysiaでは仮想通貨(暗号資産)に対して非課税
Malaysiaは仮想通貨取引をするには有利な税制を持っている国といえます.
Malaysiaの税制が最大の有利なところは次です.
ポイント
Malaysiaは仮想通貨の取引で生じた利益は非課税で,表面上の利益を100%受け取ることができます.
世界でtax heaven(租税回避地域)を横並びで排斥する動きが見られますので,今後,仮想通貨に対する税制の各国の動きも要注目です.
まとめ: 仮想通貨取引で利益を出せる人にはMalaysiaはおすすめの移住先
Malaysiaでは仮想通貨取引で得た利益に対しては非課税となっていることが,Malaysiaで仮想通貨取引をする最大の理由となります.
日本では仮想通貨取引で生じた利益の申告が煩雑であるだけでなく,累進課税で最大55%の税率を課せららることがあります.
仮想通貨取引のリスク自体は外部環境に依存しますが,税率については居住地の選択により下げることができて,結果としてMalaysiaでの仮想通貨取引の投資利回りを高める秘訣となっています.
Malaysiaに移住される方で仮想通貨に興味があれば,現地での取引は非常に良い環境であると思います.
Malaysia在住で仮想通貨取引に興味のある方は,現地での大手取引所『Luno』での口座開設をおすすめします.
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Malaysia居住者で仮想通貨取引に興味のある方はぜひこの機会に口座開設をしてみてください.
ここまで本記事をお読みいただきありがとうございます.